【初心者向け】Raspberry Pi Picoの初期化について!
-書き込みが出来なくなったとき-
Picoのプログラミングの仕方によっては、プログラムの再書き込みができなることがあります。初めて遭遇すると焦りますので、初期化方法についてメモしておきます。
とはいっても簡単で、"flash_nuke.uf2"でPicoを上書きすれば良いだけです。それと”避けたほうが良さそうな”コードについても載せておきますのでご参考にしてください。
目次
開発環境
- マイコン:Raspberry Pi Pico(以降Picoと略称)
- IDE:Thonny (v4.1.6)
- PC環境(OS):Debian Linux 11 / Ubuntu 20.04
”避けたほうが良さそうな”コード
Lチカプログラムを例に説明します。
blink.py
from machine import Pin
import time
def main():
led=Pin(25, Pin.OUT)
while True:
led.toggle()
time.sleep(0.5)
if __name__ == "__main__":
main()
boot.py
import blink
blink.main()
これで無事書き込みもでき、LEDの点滅動作も確認できました。
しかし、これ以降Picoはずっと再生モードのままで、Thonnyとの再接続ができず、プログラムの変更が効かなくなりました。
ここはboot.pyではなくmain.pyの名前で書き込むべきでした。
Bootボタンを押しながらUSBケーブルでパソコンと接続しても、書き込んだファイルがパソコン上で確認できず、削除することができません。
初期化方法
”flash_nuke.uf2”でPicoをリセットできます。以下に最新のダウンロード先を案内します。
flash_nuke.uf2のダウンロード先
このGitHubページを開き、ダウンロードアイコンをクリックしてください。
最後に
これで何があっても、安心してPicoのプログラミングが楽しめそうです。